夢を実現するまでの記録(ゆるめ)

夢を実現するまでの過程を残しておきたくてブログを始めました。

人の行動はすべて、目標によって確定される

人の行動はすべて、目標によって確定される

アドラー心理学の言葉である。

実にシンプルで、わかりやすい。でも、深く考えてみると「なるほどな」と思う。

 

人は目標をたてると、その目標に向けて計画を立て、思考し、行動する。

また、色々な選択を迫られたときに一つの指標ができる。

「この選択は目標に対して近づくことができるのか」と。

つまり、チャンスを見出しやすくなるのだろう。何も思わない人にとっては特に気にすることのない事でも、目標を目指している人にとっては前進するチャンスかもしれない。

 

このことは「思考は実現化する」という考え方と通じてくる。

目標(思い)を持つことで、行動が変わる。すると行動の結果が変わる。結果として周りの環境が変わる。そして目標(思い)に近づくことができる。

 

では、「目標が持てない、思いつかない」場合はどうしたらいいのだろうか。

実際自分もそう思った時がある。

目標を掲げ、絶対に達成すると心に決め、一生懸命行動した結果、途中で耐え切れなく挫折したときだ。もう、この時の挫折感と喪失感はすごかった。今まで積み重ねてきたものが全て無駄になるような感覚。この時の喪失感はまさに「目の前が真っ暗になる」だった。

 

今はその目標を取り戻し、また前を向いて歩きだしている。

その目標を取り戻すきっかけは何だったのか。

それが前に「人が成長するきっかけは3つのこと」として話した

いい人」「いい本」「いい旅」だった。

つまりは「良いエネルギーを放つ人と話すことで自分のエネルギーも満たされ」「いい言葉に触れることで心を満たし」「ひとり静かに自身を振り返ることで自分という人間を知ることができ、また受け入れること」ができた。

結果として、また前を向き、新たな目標を掲げて進むことができたのだ。

 

では、「そもそも目標がない、見つからない」人はどうすればいいのか。

別に目標がないから悪いとか、目標がある人が偉いとか、そういうのではなく、ただ今は目標はないけど 目標をもって生きてみたいなぁという人に対して何かしらの手助けになればと思って書いている。

 

実はこれも先ほどと同じく「いい人」と「いい本」と「いい旅」なのだ。

たとえば「尊敬するかっこいい先輩」がいたら、その人が目標になりえる。また友人の尊敬するポイントを「自分もこうなりたい」と思う。これが目標になる。

たとえば「過去の偉人伝をみて感動した」と。「自分もこんな考え方、行動をしたい」と思ったらそれが目標になる。

たとえば「過去を振り返ると色んなことがあったなぁ。あのときの良い経験と気持ちを周りの人たちにも感じてほしいなぁ。(逆に嫌な経験はさせたくないなぁ)」と。これが目標になる。

 

つまり、目標を考えるにあたって「人の影響」を受けるか、「本の影響」を受けるか、「経験から見出すか」が主になるのだと思う。

 

だから「目標がみつからない人」はまず「人と会う」か「本を読む」か「自身を振り返る」ことで何かが見えてくるのだと思う。実際、自分がそうだった。

 

これらはすべて自分の経験則から実際に実感したことを書いている。この実体験からくる言葉が多くの人のお役に立てたら嬉しいなぁ。