目標と目的と夢
「ザ・コーチ」という本の中に『目標と目的とゴールとビジョンと夢のそれぞれの意味ってなんだと思う?』という節があった。
確かに改めて聞かれるとパッと答えられないかも。
この本では
目的:最終的に目指すもの。成し遂げたいこと。
目標:目的を達成するために設けた基準。具体的な行動・数字。
ゴール:最終的な目標。
ビジョン:目標を達成したときの具体的な想像。その時の気分を想像で味わうことが目標への行動につながる。
夢:目的・目標を見つけるための材料。
例えば、自分の場合。
多くの一人暮らしの高齢者の心を豊かにしたい。(目的)
そのために、地域のコミュニティースペースを造ろう。(ゴール)
まずは資金1000万を40歳までに貯めよう。(目標)
そのために毎年100万円貯める。(目標)
そのためにまず、今いる環境でトップの成績を残そう。(目標)
みたいな。で、さらに深堀すると
じゃあトップの成績をあげるためにはどうすればいいのか?(現在トップの人はどんな人なのか?)
いまの自分にはどのスキルが足りないのか?
そのスキルをつけるには何をすればいいのか?
と、より具体的に今の行動が決まってくる。
そしてこの行動をこつこつと積み重ねる、また、真剣に取り組むことで、目標に近づく。
ただ、この「行動をコツコツと積み重ねる」ことが難しい。なぜなら人は感情の生き物だから。楽しくないことを続けることは難しいから。
そこでビジョンを使う。「目標を達成した姿」を想像して、その時の気分を味わう。これが目標に向かうための原動力となる。目標のための行動がしやすくなる。
そしてこのそもそもの「なんでこの目標のために行動するか」という根本の部分。目的(企業でいうとフィロソフィ、理念)はどうして生まれたのか?
それは、その人の心からの欲求からきている。つまり夢だ。
要するにこの本では、夢をたくさん抱き(どんなものでも何個でも)その中か本当に成し遂げたいものを挙げる(自然と残る)。これが目的となり、そのために具体的に何をするのか目標をたてる。そしてその目標を達成するために今、具体的にどのような行動をするのか考え、実行する。この時に目標を達成する姿を鮮明にイメージすると、そしてそのイメージを持ち続けると、目標への行動を継続的に、より力強く行うことができる。ということみたいだ。
確かにそうだよなー。
問題はこの「行動を継続する」ということ。要は「あきらめない」ということ。
そこで目標を達成する自分をいかに想像できるか。目的を果たす自分を想像できるか。が大事なんだなー。
でも不調のときはそれどころじゃなくなってしまうから、難しい。そうならないために日ごろからイメージして深層心理に浸透させろってことなのかな。
毎日寝る前に目標達成した自分をイメージしてから眠る とか。それを習慣にすればできそうだな。
まずは3日。そして3週間。そして、3か月。やってみるか。