夢を実現するまでの記録(ゆるめ)

夢を実現するまでの過程を残しておきたくてブログを始めました。

普通の人間が夢を本気で追いかけたらどうなるか

はじめまして。

特に勉強ができるわけでも、運動ができるわけでも、親が社長なわけでもない普通のサラリーマンが本気で夢を追いかけたら結末はどうなると思いますか?

 

実は私にはひとつ目標がありまして、そのために日々行動していく中で気づいたこと、経験したことをブログに残していこうと考えました。

そしてリアルタイムで目標の実現ができるのかできないのか、他の人とも共有したいと思いました。なぜなら、そんなブログがあったら自分も読んでみたいと思ったからです。

 

では、自分の目標(夢)はなにか?

私の目標は35歳で経営者となり、そのうちの事業でコミュニティ事業をやることです。

今 私は30歳なのであと5年。あと5年で経営者となるためにはどうするか。事業を成功させるにはどうするか考え、行動中です。

 

では実際今何をしているか?

今は色んな経営者の方とお会いして、経営で大切にしていることやその人の信念、創業時のことなどを聞いてまわってます。

なぜなら私は経営の知識も経験もないからです。さらには人脈も資産もありません。あるのは家族と情熱くらいです。

 

「その人の行為をみて、その人の動機を見極め、その人の目指すところを知れば、その人の『人となり』は隠そうとしても隠しきれるものではない」

 

ということで私の過去を書いていきます。

 

サラリーマンの父と専業主婦の母に育てられた自分はすくすくと、また、母が非常に優しかったのでヌクヌクと育ちました。

 

幼稚園ではお母さんに会いたすぎて一日中幼稚園の入り口を見つめていたそうです(怖っ)小学校では女子に泣かされ(6年生のとき) 中学校では野球部のレギュラーにはなるものの7番センターみたいな。高校では3年間通して いじられキャラのポジションで彼女はできず、テニス部でも全体の6番目に上手いくらいのなんともパッとしない、そんな学生でした。本当に普通のふっつーーーの学生。

大学を選ぶ際もただ「水族館で働きたいなぁ」「水槽の窓を拭いて、レイアウト考えて、魚の世話したいなぁ」と漠然と考え、特に深く考えずに水産学部に入学しました。

 

さて、入学し色々と学ぶ中で気づいたことがあります。

「水族館では家族を養えない」

お給料の低さに「ちょっとこれは違うな」と。「水族館の窓は拭きたいけど、温かい家庭もつくりたいぞ」と。

そして大学の4年間はサッカー部のサイドバッカーとして活躍し、20ー0 という前代未聞の点数をたたき出しました。もちろん負けた側です。

いざ就活となった時に思ったことは「とにかく早く終わらせたい」です。

そして運良く魚屋さんの内定が5月に貰えたのでそこから11月まではサッカーとひたすら読書とたまに海のゴミ拾いをしてました。このときに初めて読書の楽しさを知りました。そこで

「自分は何のために生きるのか?」「何のために生まれてきたのか?」

と真剣に考えるようになり、最終的に「人の役に立ちたい」「人の幸せに関わりたい」

と思い、ではそのために何をするか考え始めました。

 

まず思ったのが「幸せな空間」を作りたいと。普通の街に小さなディズニーランドのような空間があったらいいなと考えました。そのためには非日常な空間を作る必要があり、それをするには飲食店がやりやすいのではないかと思いました。そして一つの目標をつくりました。

 

「35歳で町の小さな非日常の空間を提供する飲食店をつくる」

 

そこから飲食店のイメージをノートに書き貯め、アイデアが浮かんではメモし、気になる飲食店を巡りました。

その時点で就職先は決まっていたので、「素材の勉強にもなるし、魚メインの飲食店にしよう!元魚屋さんの飲食店なんて面白そうじゃないか!」と思い就職先は変えませんでした。

 

無事卒業し、新入社員として魚屋で勤めたものの、まぁーキツイ。朝早いし、今までぬくぬくと育ってきたしわ寄せがギュッときました。先輩の仕事を見て学び、怒号を浴びせられ、ポンコツのレッテルを貼られて1,2年間過ごしました。入社する前の「絶対に全店トップの販売員になって会社に惜しまれる存在になって独立しよう。」という思いは次第にすり減り、目の前のことでいっぱいいっぱいでした。そして片目が普段からピクピク動き半分鬱状態にまでなりました。それでもなんとか仕事を続けてく中で、尊敬する先輩と出会い、また自分を評価してくれる上司に恵まれて、仕事も徐々に良くなってきました。

3年目くらいになると仕事もある程度覚えてきて余裕がうまれてきたので休日に飲食店のバイトをいれました。バイトといっても、気になっていた個人の飲食店のオーナーに自分の目標と現在の状況を伝えて、「なら働きながら学びなよ」と言っていただき、研修のような形で勤めました。これも始める前は「体もつかな?」とか「仕事に影響しないかな?」とか不安がめちゃめちゃありましたが、「目標を達成させるには必要だ」と自分に言い聞かせエイヤっと飛び込みました。すると意外となんでもなく、いい経験をすることができました。

 

4年目くらいで引っ越しして今の奥さんと同棲するようになって、飲食のバイトは辞めてしまいました。そして5年目で結婚し、中古のマンションを買いました。賃貸だともったいなく感じたからです。

 

そして魚屋6年目で中堅としてお店を任され始めたころに思いました。

「魚の知識と技術はある程度わかった。35歳で経営者になるには自分に何が足りないか?」

すると 経営に関する知識、人脈、資金、能力と足りないものが多いことに気づきました。そしてそれを得るためにはどうすればいいか考えました。

 

「このまま魚屋でいれば店長になってマネジメントを学べる。しかしそれでは経営を学べない。経営を学ぶためにはどうすればいいか。経営を成功させている人に聞くのが一番いいのではないか。でも仕事も家族もあるからなぁ。そういう仕事はないかな。」職業を探していると、ひょんなところで法人のリスクコンサルタントの職業を見つけました。いざ聞いてみると法人の保険の営業なのですが、当時の私は

「色んな経営者の方と会えて、しかも決算書とか深いとこまで話せて、一生のお付き合いができる。さらにもし飲食の方が赤字になっても保険業の収益でカバーできる。しかも自分も保険の知識と他にもいろいろな経験が得られる。しかも5年後にはお客様をもって独立していいと。自分にとって最高の条件じゃないか!」

と、もうここしかないと思いすぐ面接に行き、無事内定をもらうことができました。

 

ここが外資系でフルコミッションなので成績が上がらないと給料も下がるし、へたするとクビになります。入社して5年後に独立する人は20%しかいないと、そんな世界です。正直、営業の経験もない自分にできるのか?保険の勉強についていけるのか?社長とちゃんと話すことができるのか?と不安でしたが、「人生一度きり、全力で挑戦しよう」と思い、現在にいたります。

 

これからこのブログには日々の思ったことや気づき、学んだことを残し、蓄積していこうと思います。また、現在の目標の詳しい内容やアイデアも残していきます。

またここでは触れなかった今やっている仕事以外の活動も載せていきます。

 

できれば私と同じように目標に向けて挑戦している人とつながれれば最高です。

はたして普通の人間が夢を本気で追いかけたらどうなるでしょうか?